【写真あり】トレーラーハウスの間取りや内装を使用用途別に紹介!
トレーラーハウスを購入する際、意外に悩んでしまうのが間取りです。
一般的に、トレーラーハウスといえばワンルームのようなシンプルな構造をイメージする方が多いでしょう。しかし、ただ知られていないだけで、トレーラーハウスは非常に自由度高く設計することができます。
サイズが大きければそれだけ実現できる幅も広がり、仕切りを設置して部屋を作ったり、ロフトを作ったりと間取りをカスタマイズすることも可能になります。今回の記事では実例を交えながらトレーラーハウスの間取りや内装例について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
コンテンツ
トレーラーハウスはどういう仕組み・構造になっている?
そもそもトレーラーハウスがどういう仕組みになっているかご存知でしょうか。
まるで家にタイヤが付いているような外観をしているトレーラーハウスですが、構造は非常にシンプルです。
トレーラーハウス全体を支える底部分はシャーシというフレームになっており、建築部はそのシャーシの上に載っている状態。普段はしっかりと緊結していますが、もともとは別の構造であり、製造工程も同じではありません。
HCTでは先に完成したシャーシを設置場所まで運び、現地で建築部の施行を開始するという流れを取っています。
トレーラーハウスのサイズはどのくらい?
具体的な間取りを紹介する前に、トレーラーハウスのサイズについても解説しておきます。
一概にトレーラーハウスといっても、実際のサイズは様々。ちょっとした物置のようなコンパクトなタイプもあれば、それ1台で生活できてしまうような大型のタイプもあります。
ただし、法規制の関係から多くのトレーラーハウスのシャーシ部分は以下のサイズに収まるように設計されています。
- 全長:12.0m
- 全幅:2.5m
- 全高:3.8m
上記を踏まえると、実際のトレーラーハウスの広さは大きくても20畳程度になります。トレーラーハウスのサイズについて、詳しくはこちらのコラムで解説しているので、良ければご覧ください。
トレーラーハウスのサイズ事情!おすすめの大きさはどれくらい?
トレーラーハウスを購入する際にまず決めなければいけないのがサイズです。実はサイズによって取り扱いや細かいルールが変わってくるので、このコラムで重要なポイントを押さえておきましょう。
トレーラーハウスの間取り・内装の事例紹介
HCTのトレーラーハウスの基本的なラインナップを紹介します。イメージ画像や間取り図を見ながら、実際はどれほどの広さになるのか確認してみましょう。
- 子供部屋・離れ
- 書斎・趣味部屋
- 店舗・美容室
- カフェ
- 会議室・休憩室
- 事務所・オフィス
子供部屋・離れ
子供部屋や離れとしておすすめの比較的コンパクトなサイズのトレーラーハウスです。
シャーシの長さは5mと短いように思えるかもしれませんが、1つの個室としては十分な広さがあります。画像のようにインテリアをいくつか設置しても、快適に過ごせるでしょう。
ただ、上の参考画像は収納スペースやトイレなどが一切なく、もし設置する場合はスペースも狭くなってしまいます。その点も考慮してサイズを選ぶようにしましょう。
書斎・趣味部屋
こちらは書斎や趣味用の部屋としておすすめのモデルプランです。上のプラント同じく、長さは5mとコンパクトですが、デスクやベッド、収納スペースを完備しており、ワンルームマンションのような感覚でご利用いただける間取りになっています。
ただし、トイレや水まわりは別になっている設計です。もしそのような設備も設置し、トレーラーハウスだけで生活を完結させたい場合はもう一回り大きいサイズを選びましょう。
店舗・美容室
次に美容室のような店舗としてご利用いただく想定をしたトレーラーハウスです。サイズは9mと、先ほど紹介したタイプと比較すると倍近くのサイズがあり、中も広々としています。
- セット面
- シャンプー台
- 受付カウンター
- トイレ
このように設備も充実していますが、それでも尚スペースに余裕があります。スタッフ1人で運営する美容院としてはちょうど良いサイズ感でしょう。
カフェ
トレーラーハウスでカフェを経営したいという場合におすすめなのがこちらのプランです。長さは8mとやや広めのサイズとなっています。
イメージ画像ではカウンター席が3席、テーブル席が2席設置してあり、店舗としては特別大きな間取りではありませんが、こちらの事例ではトレーラーハウスの横にウッドデッキを併設しています。そうすることでより多くの客席を確保できるだけでなく、開放感が味わえる個性的なカフェになっています。
このように外装・内装のオプションを工夫して自由に設計できる点もトレーラーハウスの魅力だといえます。
会議室・休憩室
会社の会議室や休憩室としておすすめなのがこちらのプラン。
長さ11mとHCTが取り扱っているシャーシの中では最長で、車とは思えないほど広々とした内装が特徴です。画像の通り、デスクをたくさん並べたり、間取りを仕切っても余裕があります。
給湯室やトイレも完備しており、これ1台で一般的な職場と変わらないように仕事をすることができます。
事務所・オフィス
最後に紹介するのも事務所やオフィスのような仕事場としてご利用いただきやすいプランです。
1つ前のプランとの違いはトレーラーハウス内に仕切りがないという点であり、その分さらに広々とした内装になっています。大人数にも問題なく対応できるオフィススペースです。
構造としては非常にシンプルですが、このようなデザインのトレーラーハウスは増設としてもおすすめです。「今のオフィスが手狭になってきたけど、土地は余っている」という方はぜひ検討してみてください。
トレーラーハウスの間取りに関するよくある質問
最後にトレーラーハウスの間取りに関してよくある2つの質問とその回答を紹介します。
2階建て以上にすることはできる?
残念ながら、トレーラーハウスで2階以上の設計にすることは禁止されています。勘違いしたまま間取りを考えてしまわないように、最初に理解しておきましょう。
ただし、ロフトやバルコニーであれば問題ありません。特にバルコニーは内装を圧迫することなくスペースを拡張できる上、開放感を味わえると好評です。
後から間取りを変更することはできる?
意外かもしれませんが、トレーラーハウスの建築部の構造は一般的な住宅とあまり違いがありません。そのため、後からリフォームして間取りを変更するといったことは十分可能です。
- 新しく収納スペースを作りたい
- 仕切りを撤去して広々とした空間にしたい
このようなご要望にも対応できるため、「間取りを変更したくなっても後戻りできないのではないか?」といった心配は無用です。
トレーラーハウスの間取りは自由に設計可能
今回紹介したモデルプランにある通り、トレーラーハウスの間取りは一般的な住宅と遜色ないほど自由に設計できます。細かいご要望にも対応いたしますので、希望する設備などがあればぜひご相談ください。
HCTではご希望されるお客様に施工事例などが掲載されたカタログも送付しております。どのようなトレーラーハウスがあるか気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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