トレーラーハウスはオフィス・事務所として利用できる?メリットや施工事例を解説
海外で高い人気を誇り、国内でも徐々に普及してきているトレーラーハウス。一般的には生活拠点として利用されるイメージが強いかもしれませんが、実はオフィスとしても活躍します。
というのも、トレーラーハウスをオフィスとして購入することには多くのメリットがあるからです。今回のコラムで実際の施工事例と合わせて紹介するので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
Contents
トレーラーハウスはオフィス・事務所として使用できる?
「そもそもトレーラーハウスはオフィスや事務所として利用できるのか」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、トレーラーハウスは何の問題もなくオフィスとして利用することができます。
販売業者である弊社のオフィスもトレーラーハウスですが、不自由なく利用できることはもちろん、通常の建築物と比較して多くのメリットがあります。全国的に見ても、事業用としてトレーラーハウスを導入するケースはどんどん増加しています。
トレーラーハウスをオフィスとして使用するメリット
トレーラーハウスをオフィスとして利用するとどのようなメリットがあるのか具体的に解説していきます。トレーラーハウスについてまだ詳しくないという方は、ぜひチェックしてみてください。
- 購入費用が安い
- 納税金額が安い
- 減価償却期間が短い
- 購入手続きが容易
- 市街化調整区域にも設置できる
購入費用が安い
トレーラーハウスの最大の魅力の1つはその安さです。同程度のサイズの建築物と比較すると、購入費用の総額は安く済むケースが多く、経費を大きく削減できます。
また、トレーラーハウス本体以外に、基礎工事が必要ないという点でも初期費用を抑えることができます。
納税金額が安い
- 購入時にかかる不動産取得税
- 維持にかかる固定資産税
など、通常のオフィスだと様々な税金が課せられますが、トレーラーハウスはあくまで車両扱い。基本的に上記のような費用を負担する必要はありません。
自動車税や自動車重量税といった車両としての税金は発生するものの、トータルの納税金額は遥かに安く済みます。
減価償却期間が短い
減価償却期間が短いというのもオフィスとしてトレーラーハウスが選ばれる理由の1つです。
建築物の場合、構造によっては数十年と長期間に設定されている減価償却期間ですが、トレーラーハウスはわずか4年。短期間に費用が圧縮されることで税率が下がり、節税につながります。
中には自身が利用するのではなく、貸し出し用の投資としてトレーラーハウスを購入するケースもあります。
購入手続きが容易
オフィスを新しく建築する場合、建築確認申請といった手続きを踏む必要があります。通常は建築会社が代行してくれますが、その分手数料が発生するでしょう。
ただし、トレーラーハウスは車両であるため、必要な手続きが建築物と異なります。中には自身で行えるほど簡易的な手続きもあり、購入時に手間取らなくて済むというメリットがあります。
市街化調整区域にも設置できる
最後に解説するメリットは市街化調整区域にも設置できるという点です。繰り返しになりますが、トレーラーハウスは車両扱いであるため、通常は新しくオフィスを建てることができない地域にも設置することができます。
ただ、自治体によっては設置許可が下りないケースもあります。
市街化調整区域への設置を検討する場合、まずはトレーラーハウスの専門業者か、管理している自治体に確認を取るようにしましょう。
オフィス用トレーラーハウスの施工事例
HCTが実際に提供しているオフィス用トレーラーハウスの施工事例を2つ紹介します。それぞれ構造や間取りが異なるため、トレーラーハウスでどのようなオフィスを実現できるのか、ぜひ参考にしてみてください。
会議室・休憩室タイプ
- 全長:11m
- 全幅:3.5m
- 価格:870万円~
1つの事例はこちらのプランです。建築部のサイズは11m×3.5mと、オフィスとして十分なスペースを確保しています。
オフィススペースはもちろん、会議室や休憩室として利用できるスペースや、トイレや給湯室を完備しているのが特徴。これ1台で十分な労働環境を形成しています。
オプションで外装にウッドデッキを設置することも可能で、「個性的なオフィス」というブランディングにもなります。
事務所・オフィスタイプ
- 全長:11m
- 全幅:3.5m
- 価格:770万円~
続いて紹介するのはこちらのプランです。
サイズは同じ11m×3.5mですが、こちらはオフィススペースのみの非常にシンプルな設計。既存のオフィスが手狭になり、増築を希望されているお客様におすすめです。
間取りを取り払った分、より広々とした内装が特徴です。もちろんこちらのプランをベースに、細々としたカスタマイズを施していくことも可能です。
オフィス用トレーラーハウスを購入する時のポイント
最後にオフィス用にトレーラーハウスを購入する際に検討すべきポイントについて解説していきます。
- 適切な収容人数を考える
- 効率的な動線を考える
- 補助金・助成金を活用する
適切な収容人数を考える
トレーラーハウスだからというわけではありませんが、新しくオフィスを作る際はまずどれほどの人数を収容するかを明確にしましょう。それによって、適切なトレーラーハウスのサイズは異なります。
HCTが販売しているトレーラーハウスの最大サイズは先ほどの事例と同じ、全長11mになりますが、収容人数は10〜14人程度。適切な収容人数を上回るのも下回るのもおすすめできないため、打ち合わせの際にご相談ください。
効率的な動線を考える
オフィスの動線は仕事の生産性に直結し、トレーラーハウスも例外ではありません。
トレーラーハウスも間取りを仕切れば複数の部屋を作り出すことが可能な上、2台・3台と並べることもできますが、仕事の生産性を上げるには効率的な動線である必要があります。
- どのような使用用途なのか
- どのようなスペースが必要なのか
最初に上記のような事柄を取り決め、スタッフがスムーズに動ける設計になるように依頼しましょう。
補助金・助成金を活用する
もともと初期費用が安いトレーラーハウスですが、実は購入時には補助金や助成金を活用できることもあります。時期や地域によってどのような制度があるかは異なりますが、数十万〜数百万円もの費用を負担してもらえるケースも珍しくありません。
より設備が充実したトレーラーハウスを購入できる可能性も十分あり得るので、購入を検討する段階でちょうど良い補助金・助成金がないか、業者に問い合わせてみると良いでしょう。
トレーラーハウスでリーズナブルで個性的なオフィスを実現
今回解説したように、オフィスとしてトレーラーハウスを選ぶことには様々なメリットがあります。できるだけ費用を抑えたいという方や、個性的なオフィスをご希望される方はぜひご検討ください。
HCTではトレーラーハウスの見学会も実施しています。
実物を見ることでトレーラーハウスがどのようなものなのかをより詳しく知ることができるので、興味があればお問い合わせください。資料請求やご質問なども大歓迎です。
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