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トレーラーハウスは台風に弱い?台風とその他の災害対策を解説

日本は、台風や地震といった自然災害が多い国です。そのため、トレーラーハウスを購入する際は、災害時の安全性も気になるポイントになります。

そこで今回は、災害時におけるトレーラーハウスの安全性と、台風対策を中心に解説していきます。トレーラーハウスの基本的な防災方法もまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

【台風・地震】トレーラーハウスの安全性は?

トレーラーハウスは、一般住宅に比べて災害に弱いイメージを持たれがちですが、災害の種類によっては被害を受けにくいケースもあります。まずは、災害ごとにトレーラーハウスの安全性を確認しておきましょう。

トレーラーハウスは地震に強い傾向がある

トレーラーハウスは、揺れを逃がす構造になっているため、地震に強いのが特徴です。一般的な建物は基礎に固定されているため、地震の揺れがダイレクトに伝わり、損傷や倒壊のリスクが高まります。

一方、トレーラーハウスは車輪で地面と接しており、揺れが伝わりにくくなっています。また、本体が軽量で揺れに対して柔軟に対応するので、部分的な損壊が起きにくいのもメリットです。

ただし、設置場所の地盤が弱いと、地震時に転倒する可能性があるため、しっかりとした地面に設置することが推奨されます。

トレーラーハウスは台風には弱い傾向がある

一方で、トレーラーハウスは台風に対しては弱い傾向があります。台風時の強風によってトレーラーハウスが横転したり、動いてしまったりすることは珍しくありません。

軽量な本体は風に煽られやすく、開けた場所に設置している場合には、風圧による被害が大きくなる可能性があります。そのため、台風の被害に遭いやすい地域にトレーラーハウスを設置する場合は、対策を講じておきましょう。

トレーラーハウスの設置場所や台風対策に気を配ることで、被害を最小限に抑えることが可能です。

日本は台風が多い

日本は、毎年多くの台風が発生、上陸する地域です。とくに夏から秋にかけては、発生した台風が日本列島に接近・上陸することが多く、強風や豪雨による被害が頻繁に起こります。

台風に伴う暴風雨はさまざまな災害の原因になるため、一般住宅においても防災対策が欠かせません。

一般住宅に比べて構造が軽いトレーラーハウスは、暴風による転倒や飛散物による損傷リスクが高まります。そのため、台風が多い地域においてトレーラーハウスを利用する際は、より入念な強風対策が必要です。

トレーラーハウスの台風対策

 

前述のとおり、トレーラーハウスは台風による強風の影響を受けやすいため、しっかりと対策する必要があります。風圧でトレーラーハウスが倒れないよう、固定する方法を検討しましょう。

ハリケーンストラップなどを活用

トレーラーハウスの台風対策には、ハリケーンストラップを活用することが効果的です。ハリケーンストラップは、ワイヤーやチェーンにフックを付けたもので、トレーラーハウスを固定するために用います。

フックは、一般的に地面に埋めた杭につなげますが、コンクリートブロックにつなげる方法もあります。ただし、ブロックは動いてしまう可能性があるため、これも地面に埋めるほうが安心です。

このような対策をすることで風圧への耐性が高まり、トレーラーハウスの浮き上がり防止が期待できます

基礎に固定する

トレーラーハウスを台風から守るためには、基礎に固定する方法も有効です。

車輪を外して車体を基礎に密着させれば、風の影響が抑えられ、強風による転倒や滑りを防げるでしょう。また、基礎への固定で火災保険に加入できるのもメリットです。これにより、災害に遭ってもある程度の補償が受けられます。

ただし、基礎に固定することで、車両ではなく建築物となり、トレーラーハウスの取扱いに様々な変化点が生じることには注意が必要です。建築確認申請が必要になったり、固定資産税が発生したりする可能性があるため、事前にどのような変化が起こるか確認しておきましょう。

トレーラーハウスの災害対策

トレーラーハウスを安全に使用するためには、適切な災害対策が必要です。効果的に被害を抑えられるよう、さまざまな角度から対策方法を検討しましょう。

専門業者に製作を依頼する

トレーラーハウスを購入する際は、設計段階から防災を意識する必要があります。中古品の購入やトレーラーハウスの製造は、専門業者に依頼することで安全性が高まります。

とくに自然災害が多い日本においては、揺れや風圧への耐性を考慮した設計が重要です。専門業者は豊富な知識と経験を持っているため、耐久性があり、安全性の高い製品が提供できます。

また、業者によっては、ハリケーンストラップの取り付けなどの災害対策プランを提案してくれる場合もあります。DIYで製作する場合と比べて費用はかかりますが、これにより災害時のリスクを最小限に抑えることが可能です。

安心してトレーラーハウスを使用したい場合は、信頼できる専門業者への依頼を検討しましょう。

設置場所を慎重に選ぶ

災害によるトレーラーハウスの損壊を防ぐためには、設置場所を慎重に選ぶことも重要です。設置場所によっては、被害が大きくなりかねません。

たとえば、柔らかい地盤に設置していると地震の際に地面が割れるなどして、転倒や横滑りのリスクが高まるため、地盤が固い場所を選ぶ必要があります。

また、台風対策としては、周囲に障害物が多く、風の吹き抜けを防げる場所が適しています。さらに、河川や海の近くなど水害のリスクが高い場所を避ければ、浸水や土砂災害の危険を減らせるでしょう。

安全な設置場所を確保するためには、自治体が提供するハザードマップを参考にするのも有効です。設置場所を適切に選ぶことで、トレーラーハウスの災害対策をより万全にすることができます。

移動できる状態にしておく

トレーラーハウスを移動できる状態にしておくと、災害から逃れる手段を確保できます。

一般住宅とは異なり、トレーラーハウスは必要に応じて安全な場所へ移動させることが可能です。たとえば、台風の接近や大雨による水害が予想される場合、事前に被害の少ない地域へ避難できれば、トレーラーハウスの被害を防げるでしょう。

ただし、移動させるためには牽引車が必要なため、牽引免許の取得や適切な車両を準備しておかなければなりません。また、トレーラーハウスのサイズによっては、移動に許可が必要な点にも注意が必要です。

このほか、車輪や牽引装置のメンテナンスを怠ると、いざという時に移動できなくなる可能性があります。定期的に点検を行い、常に移動可能な状態を維持しておきましょう。

災害時のトレーラーハウスのメリット

トレーラーハウスは、車輪付きの構造になっているため、災害時には安全な場所へ移動させることができます。固定住宅では避けられない地震や台風などの被害も、適切なタイミングで避難することでリスクを大幅に減らすことも可能です。

また、トレーラーハウスは短期間で設置・撤去が可能なため、災害時の仮設住宅としても活躍します。多くの被災者が必要とする生活空間をすぐに提供できるため、避難所の混雑を緩和し、プライバシーが確保できる生活環境を確保できます。

また、トレーラーハウスは独立した電源やタンクを備えられるため、電気や水道などのインフラが途絶えた際にも自立した生活が可能です。これにより、復旧作業が遅れても一定の快適さを保ちながら生活を続けることができます。

こうした特性から、トレーラーハウスは災害対策として優れた選択肢といえ、迅速かつ柔軟に対応できる住まい、支援の拠点として注目されています

トレーラーハウスの台風対策をしよう

トレーラーハウスは、その構造から地震に強いのが特徴ですが、台風には弱い傾向があります。強風による横転や横滑りを防ぐため、ハリケーンストラップなどを用いて固定しましょう。

台風対策として基礎に固定することも有効ですが、課税項目が変わる点には注意が必要です。このほか、製作を信頼できる業者に依頼したり、設置場所を慎重に選んだりすることも災害対策に役立ちます。

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この記事を書いた人

HCT編集部 秋田森童

HCT編集部 秋田森童

愛知県名古屋市を拠点に、トレーラーハウスのデザイン・設計・製造・販売を手掛けるHCTの秋田です。トレーラーハウスの魅力や気になる疑問、活用方法などを日々発信しています!皆様のお役に立てるような有益な情報を発信していくので、ぜひこの記事を通じて、新しいライフスタイルの一つとしてトレーラーハウスに関心を持っていただければ幸いです。

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