トレーラーハウスはローンを組める?購入費用の資金調達方法をご紹介
一般的な住宅より安価で購入できることがトレーラーハウスの魅力の1つです。
しかし、一般的な住宅よりも安価とはいえ、決して安い買い物ではありません。自己資金だけでは購入することが難しいこともあるでしょう。住宅を購入する場合はローンを組んで分割で返済することができますが、トレーラーハウスの場合はどうでしょうか。
今回は、トレーラーハウスのローンに関する情報を詳しく解説します。資金調達にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
トレーラーハウスの購入に関する費用をおさらい
トレーラーハウスのローンについて解説する前に、まずはトレーラーハウスの購入にどれくらいの金額がかかるのかおさらいしておきましょう。
一般的にトレーラーハウスの購入には、以下の金額がかかります。
項目 | 費用 |
トレーラーハウス本体 | 600万円 |
オプション費用 | 50万円 |
車検費用 | 20万円 |
輸送・設置費 | 50万円 |
合計 | 720万円 |
上記の金額はあくまで目安であり、トレーラーハウス本体の大きさやカスタム、輸送時の移動距離などによって大きく変動します。トレーラーハウスのおおよその相場は500~1,000万円なので、価格帯の幅がかなり広いです。
とはいえ、やはり一般的な住宅の購入金額に比べればかなり安価であることがわかります。高級な自動車と同程度の価格といえるでしょう。
トレーラーハウスはローンを組める!
ここからが本題です。結論から申し上げると、トレーラーハウスはローンを組むことが可能です。
一般的な住宅よりも安価で購入できるとはいえ、500~1,000万円のトレーラーハウスを自己資金のみで購入するのは難しいという方もいるでしょう。そのような方向けに、トレーラーハウスローンというものが存在します。
トレーラーハウスローンとは、文字通りトレーラーハウスの購入するための資金を提供するローンのことです。自動車を購入する際にカーローンを組むのと同様に、トレーラーハウスの購入に関する各種費用を含めた金額に対して、ローンを組むことができます。
日本ではあまり普及していませんが、トレーラーハウス先進国である欧米諸国では一般的に普及しているローンです。
トレーラーハウス購入ローンの注意点
トレーラーハウス購入ローンは、以下の点に注意しなければなりません。
- 事業性資金および投資目的は不可
- 土地の購入費はローン対象外
- 事業者を介さない個人間売買は不可
事業性資金および投資目的は不可
トレーラーハウスローンは、あくまで個人利用目的でトレーラーハウスを購入する方向けのサービスです。事業用・投資用のトレーラーハウス購入に関しては、ローンを利用できません。
トレーラーハウスを購入して飲食店や美容室などの事業を営もうと考えている方は、開業資金の一部として、トレーラーハウスの購入費を融資してもらうようにしましょう。
土地の購入費はローン対象外
トレーラーハウスを購入する際は、設置する土地も考慮しなければなりません。すでに所有している土地に設置する場合は問題ありませんが、新たに土地を購入する場合は土地の購入費も必要になるでしょう。
先ほどトレーラーハウスの関連費用もローンの対象だと説明しましたが、土地に関してはローンの対象外です。「ローンをあてにして土地を購入したものの対象外だった」とならないように注意しましょう。
事業者を介さない個人間売買は不可
トレーラーハウス購入ローンは、全てのトレーラーハウスの購入が対象になるわけではありません。事業者を介さない個人間売買の場合、ローンを組むことは不可能です。
中古のトレーラーハウスを購入する際は、特に注意が必要です。ネットオークションや掲示板などで中古トレーラーハウスの売買が行われておりますが、個人の出品者から購入する場合は、ローンを組めないと覚えておきましょう。
トレーラーハウス購入ローン以外の資金調達方法
トレーラーハウス購入ローンをご紹介しましたが、他にも以下の方法で資金を調達することができます。
- 自動車ローン
- 各種金融機関の多目的ローン
自動車ローン
トレーラーハウスは車両に分類されるため、金融機関によっては自動車ローンを組むことができます。キャンピングカー、モーターボートといったレジャー車両と同じ分類でトレーラーハウスもローンが対象になっていることが多いです。
ローンの限度額や対象範囲は金融機関によって異なる場合があるので、事前にしっかり調べてから検討するようにしましょう。
各種金融機関の多目的ローン
多目的ローンとは、事業性・投機性以外で使用目的が明確になっている場合に融資を受けられるローンです。トレーラーハウスの購入が目的であれば、それを証明できるように見積書などの書類を提出しなければなりません。
似たものにフリーローンというものがありますが、多目的ローンよりも幅広い用途で融資を受けられるローンです。多目的ローンよりも使い道の幅が広いので、多目的ローンが通らなかった場合は、フリーローンに申し込むことで審査が通るかもしれません。
しかし、使い道の幅が広い分、多目的ローンよりフリーローンの方が一般的に金利が高い場合があるので、注意が必要です。
住宅ローンは組める?
トレーラーハウスを住居として利用しようと検討している場合、住宅ローンに該当するのではないかと考える人もいると思います。しかし、トレーラーハウスは不動産ではなく、車両として扱われるため住宅ローンを組むことはできません。
住宅ローンは他のローンと比較すると金利が低いという魅力があるため、住宅ローンを希望する方もいると思いますが、住宅ローンの対象となるのは建築物だけです。これまで紹介してきたローンで融資してもらうことを検討しましょう。
土地の購入はどうする?
一般的に、土地を購入する目的が住宅を建築することであれば、土地も住宅ローンの対象となることがあります。しかし、住宅の建築が伴わない場合は住宅ローンを組むことができません。
住宅を建築しない場合、フリーローンに申し込むことで融資を受けられる可能性があります。フリーローンには、無担保型と有担保型があり、融資限度額が変わってくるので購入予定の土地代に合わせてどちらかを選択しましょう。
自分に合ったローンを選択しよう
トレーラーハウスのローンについて詳しく解説しました。
トレーラーハウスは住宅ローンを組むことはできませんが、トレーラーハウス購入ローンや自動車ローンでローンを組むことが可能です。ローンのタイプによって、限度金額や対象範囲、金利などが異なるため自分に合ったローンを慎重に検討しましょう。
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