老後はトレーラーハウスで過ごそう!快適なセカンドライフを送るコツを紹介
長寿化が進み、平均寿命が伸びている昨今、老後の生活を楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか。長年仕事や家族に人生を捧げてきた分、老後はできるだけ自分の好きなように過ごしたいという思いは誰もが持っているでしょう。
老後生活を送るうえで、生活拠点を移すことも選択肢の1つ。そんな時、トレーラーハウスでの生活を検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、トレーラーハウスで快適な老後生活を送るためのコツやメリット、デメリットなどをご紹介します。トレーラーハウスで老後生活を始めるまでの流れも解説しているので、最後までご覧ください。
Contents
トレーラーハウスの老後生活が向いている人の特徴
老後の楽しみは人それぞれです。以下のような老後生活を送りたい人は、トレーラーハウスでの生活が向いているでしょう。
- 地方でスローライフを満喫したい人
- 小さなお店を開業したい人
地方でスローライフを満喫したい人
老後は自然が豊かな地方で気ままに過ごし、アウトドアを楽しんだり自給自足の生活をしたりと、スローライフを満喫したいという方は多いのではないでしょうか。そのような方には、トレーラーハウスの生活が向いているといえます。
トレーラーハウスは不動産ではなく、車両として扱われるため通常の住宅が建築できない市街化調整区域にも設置することが可能。田舎の大自然の中にお気に入りの土地を見つけたとしても、そこが市街化調整区域であれば住宅を建築することはできませんが、トレーラーハウスであれば設置できます。
さらに、トレーラーハウスは車両であるにも関わらず、住民登録をして住民票を取得することが可能です。自身の所有地または賃借地で、一定期間の定住が見込まれる場合は住民登録することができるので、完全に生活拠点を移すことができるでしょう。
トレーラーハウスで住民票は取得できる?注意点や手続きの流れも解説
住居用としても人気も高いトレーラーハウスですが、住民票が取得できるのか気になる方も多いと思います。本コラムでは、トレーラーハウスで住民票を取得することはできるのか、条件や注意点など詳しく解説します。
小さなお店を開業したい人
トレーラーハウスでの生活とは少し異なりますが、老後に小さなレストランやカフェなどのお店を営みたい人にとって、トレーラーハウスはおすすめの物件です。トレーラーハウスは店舗用としても非常に人気であり、個性的な見た目なのでその店構えが広告塔の役割を果たします。
夫婦や個人でこじんまり店舗を経営する場合は、それほど大きな物件を必要としないケースがほとんどです。トレーラーハウスのサイズ感は、ちょうど良い大きさといえるでしょう。
さらに、トレーラーハウスは店舗用にカスタマイズすることが可能です。キッチンスペースだけでなくカウンターやテーブル、お座敷などお店の雰囲気に合わせた席を準備することもできます。
トレーラーハウスで飲食店を開業することについて、以下の記事で詳しく解説しているので気になる方はご覧ください。
【事例あり】トレーラーハウスで飲食店を開業するメリット・デメリット
飲食店としても注目を浴び始めているトレーラーハウスですが、実際はどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。トレーラーハウスで開業するなら覚えておきたいことを丁寧にお伝えします。
トレーラーハウスで老後生活を送るメリット
トレーラーハウスで老後生活を送ることには、以下のメリットがあります。
- 初期費用・維持費が抑えられる
- 田舎暮らしに向いている
- 中古でも高く売れる
初期費用・維持費が抑えられる
トレーラーハウスは一般的な住宅と比較して、初期費用・維持費ともに格安であることがほとんどです。一般的な住宅であれば購入費用で数千万円かかるでしょう。しかし、トレーラーハウスは、おおよそ500~1,000万円で購入可能です。
維持費もトレーラーハウスの方が安いです。一般的な住宅は不動産であるため、固定資産税を毎年支払う必要があります。しかし、トレーラーハウスは不動産ではなく、車両として扱われるため固定資産税はかかりません。
車両に関する税金や車検代金を支払う必要はありますが、固定資産税に比べればその額は少額です。HCTのトレーラーハウスは一般的な住宅と遜色ない耐久性があるため、メンテナンス費用もそこまでかからないでしょう。
老後の生活資金を考慮したとき、一般的な住宅よりも初期費用・維持費両方を安く抑えられる点は非常に魅力的でしょう。
トレーラーハウスの購入費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
トレーラーハウスの価格相場!タイプ別の値段と住居との違い
トレーラーハウスの価格相場を実例を交えながら解説します。サイズや使用用途ごとにお伝えするので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
田舎暮らしに向いている
トレーラーハウスは田舎暮らしに向いています。理由はいくつかありますが、設置できる土地の選択肢が広いという点が大きな理由です。
老後は都会の喧騒から離れて、静かにのんびり過ごしたいと考える方は多いと思います。田舎の山の中で自然に囲まれた暮らしをしたいと思ったとしても、そこが市街化調整区域であれば住宅を建築することはできません。
しかし、トレーラーハウスは不動産ではないため、市街化調整区域にも設置することが可能です。さらに、基礎工事をする必要がないため周囲の景観を活かしたまま設置することができます。
田舎暮らしや設置した土地に飽きてきたとしても、トレーラーハウスは移動させることができるので、その場所に定住しなくても問題ありません。住宅を建ててしまえば別の場所に移りたくなっても、容易に引越すことはできません。
上記のような様々な理由から、トレーラーハウスは田舎暮らしに向いているといえるでしょう。
中古でも高く売れる
トレーラーハウスは一般的な住宅と比較すると、購入から年数が経過しても価値が下がりにくいです。トレーラーハウスはまだまだ広まってきたばかりで、市場に出回っている中古車の台数が少ないため、比較的高く売却することができます。
さらに、トレーラーハウスは移動できるため、土地に縛られることなく日本全国から買取希望者が集まります。需要の高さも相まって、トレーラーハウスでの生活が難しくなった場合でもすぐに売却することが可能です。
トレーラーハウスで老後生活を送るデメリット
トレーラーハウスで老後生活を送る際のデメリットは、以下の通りです。
- 地面と玄関に高低差が生まれる
- 2回目以降は毎年車検を受けなければならない
地面と玄関に高低差が生まれる
トレーラーハウスは車両として扱われるという特性上、居住部分はシャーシといわれるタイヤのついた骨組みの上に載せておく必要があります。そのため、シャーシの高さ分、地面と玄関に高低差が発生します。
決して低い段差ではないため、階段を設置して出入りすることが一般的ですが、年を重ねるほど階段が辛くなってくるでしょう。なるべく段差のない家で暮らしたいと考えている人には、あまり向いていないかもしれません。
2回目以降は毎年車検を受けなければならない
車両に該当するトレーラーハウスは、初回は2年に1回、2回目以降は1年に1回車検を受ける必要があります。車検の費用がかかるだけでなく、車検を受ける際はトレーラーハウスの中に居ることはできません。
依頼する業者やトレーラーハウスの大きさにもよりますが、トレーラーハウスの車検は早くても半日~1日ほどかかります。車検が終わり、通常の状態に戻るまでは安全を考慮してトレーラーハウス内に立ち入らないほうが良いでしょう。
そのため、車検を受けている間は外出して過ごさなければなりません。車検が少なくとも毎年必ず発生することは、トレーラーハウスのデメリットといえます。
トレーラーハウスは車検不要?費用・期限・移動方法は?
トレーラーハウスも車両である以上は車検を受ける必要がありますが、費用は頻度はどうなのでしょうか。一般的な車との違いなども解説するので、トレーラーハウスの購入を検討している方は参考にしてみてください。
トレーラーハウスで快適な老後生活を送るコツ
トレーラーハウスで快適な老後生活を送るためには、以下のコツを押さえておきましょう。
- 設置場所の生活環境を調査する
- 段差のない設計にする
- 長期的な資金計画を立てる
設置場所の生活環境を調査する
トレーラーハウスでの生活に限ったことではありませんが、移住先の生活環境は事前に調べておきましょう。スーパーマーケットや病院、公共交通機関など生活に欠かせない施設の情報は念入りに調べておくと良いです。
移住した際は活力があり、行動範囲がそれなりに広かったとしても、年齢を重ねるごとに出かけるのが億劫になってくるかもしれません。周辺施設へのアクセスをしっかり把握し、無理のない距離にトレーラーハウスを設置しましょう。
段差のない設計にする
トレーラーハウスのデメリットとして、地面と玄関に高低差が生じると解説しましたが、解決策はあります。それはスロープ状の通路を設置することです。
年齢を重ねるほど段差は辛くなるものです。しかし、スロープであれば傾斜はあるものの、階段に比べれば足腰に負担なく昇ることができます。将来的に車いすに頼ることになっても問題なく生活できるでしょう。
玄関だけでなく、内装もできるだけ段差をなくしたフラットな設計にすることをおすすめします。小さな段差でも躓いてしまえば大きなケガに繋がる可能性があるため、バリアフリーな設計にしましょう。
長期的な資金計画を立てる
トレーラーハウスは一般的な住宅と比べて維持費がかからないと説明しましたが、それでも長年使っていればメンテナンスを実施しなければなりません。維持費があまりかからないからといって油断していると、思っていた以上に維持費がかかり資金が不足してしまうかもしれません。
トレーラーハウスの維持費はどれくらいかかるのか事前に把握して、長期的な資金計画を立てることで資金不足に陥るリスクを少しでも減らしましょう。
トレーラーハウスの維持には、主に以下の費用がかかります。
- 自動車税
- 車検代
- メンテナンス費
これらの金額は、トレーラーハウスの大きさや材質、構造など様々な要因によって変わってくるので、詳しく知りたい方は販売店に直接尋ねてみましょう。
トレーラーハウスで老後生活を始める流れ
実際にトレーラーハウスでの老後生活を始める際は、以下のような流れになります。
- 設置場所を検討
- トレーラーハウスを検討
- トレーラーハウスと土地を購入
- 設置場所を整地
- シャーシを製造・運搬
- 現地で居住分を施工
- ライフラインを接続
- 転居して住民票を取得
- トレーラーハウスで生活を開始
まずはトレーラーハウスを設置したい場所を選定しましょう。理想の老後生活を送ることができるのか、周辺の生活環境は十分か確認して土地を検討します。
土地をある程度検討したら、次はトレーラーハウスをどのようなものにするか検討する段階です。設置したい土地に設置できる大きさや、その地域の特性に合わせた材質などを検討しながら、ベストなトレーラーハウスをカスタマイズします。
トレーラーハウスの方針が固まれば、土地とトレーラーハウスを購入しましょう。そして、購入した土地に安定した状態で設置するために、アスファルトやコンクリートで整地します。土地の準備と同時に工場でシャーシの製造を開始し、完成すれば設置場所まで運搬。
現地で居住部分を施工し、ライフラインを接続すればトレーラーハウスは完成です。生活拠点を完全にトレーラーハウスに移すのであれば、転居先で住民登録して住民票を取得しましょう。住民票を取得できたら、いよいよトレーラーハウスでの新しい生活がスタートです。
老後はトレーラーハウスで理想の生活を送ろう
トレーラーハウスで快適な老後生活を送るための情報を、詳しく解説してきました。
地方移住を検討している方や小さな飲食店を営みたいという方にとって、トレーラーハウスは理想を叶えるための良い選択となるでしょう。初期費用を抑えられたり、中古でも高く売れるなどのメリットがある一方で、地面と玄関に段差が生じたり車検が毎年発生したりとデメリットもあるため、慎重に検討してください。
トレーラーハウスで老後の生活を送ることに少しでも興味がある方は、ぜひHCTトレーラーハウスまでご相談ください。あなたの理想を叶える1台をご提案します。
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