4人家族でもトレーラーハウスで暮らせる?生活の実態や注意点を解説
トレーラーハウスでの暮らしといえば、夫婦や1人暮らしなど少人数での生活をイメージする方が多いです。そこで、夫婦と子どもがいるような家族でも暮らすことができるのか疑問に思う方もいるでしょう。
今回は、4人家族でもトレーラーハウスで生活することができるのかを解説します。4人家族用のトレーラーハウスを購入する際に考慮すべきポイントや、広々と暮らすコツなどを紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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4人家族はトレーラーハウスで暮らせる?
結論から申し上げると、家族構成にもよりますがトレーラーハウスでも4人家族で暮らすことは可能です。トレーラーハウス1台で、大人4人での4人暮らしは厳しいですが、夫婦と子ども2人のような家族構成であれば、問題なく暮らすことができます。
実際にトレーラーハウスで4人家族で暮らしている方もおり、コンパクトながらも楽しい生活を送ることができていると語っています。将来的に手狭になってきたとしても、トレーラーハウスは価格が落ちにくく、買い手も見つかりやすいので、高値で売却することも可能です。
4人家族用のトレーラーハウスで考慮すべきポイント
4人家族で暮らすためのトレーラーハウスを購入する際は、以下のポイントを考慮しましょう。
- 大きさ
- 部屋数
- 間取り
大きさ
まず考慮すべきポイントは、トレーラーハウス本体の大きさです。4人家族で暮らす場合、やはりある程度の広さが必要になるので、なるべく大きなトレーラーハウスを購入した方が良いでしょう。
住居の快適な広さの目安として、国土交通省が定めた「最低居住面積水準」に基づき、4人家族には70㎡以上が推奨されています。しかし、この広さをトレーラーハウスで実現することは容易ではありません。
もちろん、家庭環境やライフスタイルによってはもっとコンパクトな空間でも問題なく暮らすことができますが、狭くなると快適性も失われてしまうと考えておきましょう。
部屋数
大きさが制限されるトレーラーハウスでは、設けることができる部屋数にも限りがあります。とはいえ、家族であってもプライベートな空間を確保したい場合、リビングと区切られた部屋が必要になるでしょう。
寝室や脱衣所、洗面所、浴室やトイレなど、どれくらい扉で仕切られた部屋を作るかによっても内部の広さは変わります。扉で仕切られた空間が多くなればなるほど、有効面積は狭くなるでしょう。
間取り
部屋数と内容が被る部分もありますが、部屋の配置である間取りを工夫することも重要です。部屋の配置を工夫すれば、必要最低限の仕切りで済んだり、動線が整理されたりして快適さが増すでしょう。
また、各部屋の大きさをどうするのかも考慮しなければなりません。寝室はどのくらいの広さにするのか、どこに収納スペースを設けるのかなど、空間を無駄遣いしないようにしっかり検討しましょう。
4人家族でも広々暮らすコツ
4人家族でもトレーラーハウスで広々快適に暮らすためには、以下のコツを抑えておきましょう。
- ロフトを設ける
- 屋上テラスを設ける
- ウッドデッキを併設する
- 持ち物が増えないようにする
ロフトを設ける
スペースが限られたトレーラーハウス内部で、最大限居住スペースを確保するためにはロフトを設けることをおすすめします。ロフトを設けることで、天井付近の活用できないデッドスペースをなくすことができ、寝室や収納スペースとして利用することが可能になります。
ただし、ロフトまでの階段を設ける必要があり、階段下がデッドスペースとなりやすいので、そうならないような工夫も必要です。
屋上テラスを設ける
トレーラーハウスの屋根をフラットな構造にすれば、屋上テラスを設けることができます。屋外になるので完全な居住スペースとはいえませんが、活用できるスペースが大きく広がるため、有効面積を増やすことができます。
屋上テラスは開放的な空間を提供し、バルコニーや庭の代わりとしても使えます。トレーラーハウスの限られた室内スペースを補い、家族がリラックスできる屋外スペースを確保することが可能です。
ウッドデッキを併設する
トレーラーハウスは、内部スペースが限られているため、ウッドデッキを設置することで屋外スペースを活用できるようになります。ウッドデッキがあることで、食事やリラクゼーション、家族での時間を楽しむ場所として使えるので、実質的に住居面積を増やすことが可能です。
また、ウッドデッキは多様な活用方法があり、バーベキューやガーデニング、子どもの遊び場など、様々なアクティビティに活用できます。
持ち物が増えないように工夫する
面積を増やすこと以外にも、物を持ちすぎない・増やさない工夫をすることで実質的に居住スペースを広く確保できます。
住居の中には、生活スペースだけでなく収納スペースも必要です。収納スペースが広くなればなるほど、生活スペースが狭くなってしまいます。物が溢れていると圧迫感があり、落ち着いて暮らせなくなってしまうことも考えられます。
一つひとつの物を丁寧に使用する、こまめに断捨離をするなど、決められた収納スペースをはみ出さないようにしましょう。
トレーラーハウス購入に関する注意点
4人家族で暮らすためのトレーラーハウスを購入する際は、以下の点に注意しなければなりません。
- 大きすぎると車検を取得できない
- 2階建てにできない
大きすぎると車検を取得できない
トレーラーハウスには、保安基準第2条に基づいて車検を取得した「車検付きトレーラーハウス」と、より大きなサイズの「大型トレーラーハウス」の2種類があります。現在の日本では、どちらも建築物ではなく車両として分類されていますが、将来的に法律が整備されると大型トレーラーハウスは車両と認められなくなる可能性を否定できません。
また、自治体によっては車検を取得していないトレーラーハウスを車両と認めないケースもあり、そうなれば建築物として固定資産税を納めなければならなくなります。トレーラーハウスであることのメリットを最大限活かせなくなる可能性があるため、車検を取得しているトレーラーハウスを購入することをおすすめします。
2階建てにできない
トレーラーハウスは、原則2階建てにできません。ロフトや屋上テラスを設けることは可能ですが、2階建てにしてしまうと高さの制限を超えてしまったり、シャーシの許容重量を超えてしまったりする可能性があります。
もし、トレーラーハウス1つだけでは手狭になるという場合は、複数台のトレーラーハウスを併設することが可能です。お互いを固定しないなどのルールを守る必要はありますが、2台並べてウッドデッキで行き来できるようにしておけば、十分な居住スペースを確保できます。
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手狭になってきたらどうする?
4人家族で問題なく暮らせていても、物が増えたり子どもが成長したりして、次第にトレーラーハウスでの生活が手狭になってしまう日が来るかもしれません。そのような場合、トレーラーハウスを売却して新居に引越すという選択肢が挙げられます。
トレーラーハウスは中古でも価格が下がりにくく、買い手も見つかりやすいため、高値で売却できる可能性が高いです。売却しなくても、賃貸として貸し出したり、セカンドハウスとして利用を続けることもできるため、活用方法に迷ったら専門業者へ相談してみると良いでしょう。
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4人家族でトレーラーハウス暮らしをするには、できるだけ大きなトレーラーハウスを購入し、間取りを工夫したりロフトや屋上テラスを設けたりして、広々使えるようにしましょう。
ただし、車検を取得していない大型のトレーラーハウスを購入すると、車両として認められずメリットを十分に活かせないという事態にもなりかねません。トレーラーハウスを購入する際は、車検を取得した車検付きトレーラーハウスを選びましょう。
HCTが販売しているのは、全て車検付きトレーラーハウスです。さらに、HCTでは合法的に通常の車検付きトレーラーハウスよりも横幅が広いタイプを取り扱っているので、他社にはない広さを実現しています。
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