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別荘の年間維持費はいくら?別荘にかかる維持費の内訳と安く抑える方法など紹介

綺麗な景色と豊かな自然に包まれた環境で、いつもと違う優雅な休暇を過ごすことができる別荘。誰しもが一度は別荘を所有することに憧れた経験があるのではないでしょうか。

しかし、別荘は購入だけでなく、維持することにも高額な費用がかかるとされています。そこで、実際に別荘を維持するためには、どれくらいの維持費がかかるのか、気になる方もいるでしょう。

今回は、別荘の維持費について詳しく解説します。維持費の内訳や費用の目安、安く抑える方法なども紹介するので、最後までご覧ください。

別荘の年間維持費の相場は?

早速ですが、実際に別荘の維持にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

維持費は様々な要素によって大きく変わることがありますが、一般社団法人不動産流通経営協会が発表した「複数拠点生活に関する意向調査」では、平均的な維持費は月額約54,000円であることがわかりました。

年間で考えると、約648,000円の維持費が必要です。

これはあくまで平均的な維持費なので、別荘の大きさや立地、土地の権利など様々な要因で大きく変わってきます。例えば、日本を代表する別荘地である軽井沢では、年間70~100万円ほどの維持費がかかると言われています。

別荘の維持費の内訳

維持費としてかかってくる各種費用としては、主に以下の6つが挙げられます。

  • 管理・清掃費
  • 借地料
  • 水道・光熱費
  • 通信費
  • 火災保険料
  • 各種税金

管理・清掃費

別荘地では、複数のオーナーが加入して別荘を管理・運営する管理組合が存在します。こちらの管理組合に加入するか、民間の管理会社に管理を依頼することが一般的です。

管理を依頼することで、景観を維持するための草刈りや緑地整備、周辺清掃、防犯対策など様々な管理を代行してもらえます。頻繁に別荘へ足を運ぶ場合は依頼する必要はないかもしれませんが、頻繁に通えない場合は資産価値の低下を防ぐという意味でも、必ず依頼した方が良いでしょう。

ただし、管理会社に依頼すると何度も管理会社が入れ替わったり、無くなってしまったりする場合もあるため、管理組合がある場合は管理組合に加入することをおすすめします。

借地料

別荘を建てた土地が借地だった場合、借地料が毎月発生します。土地の所有者に対して借地料を支払う必要があります。

水道・光熱費

水道代や電気代、ガス代などの費用は使っていない月でも毎月基本料金がかかります。水道代に関しては自治体の水道局が管理しているため、地域によって価格の差が大きいです。

電気代やガス代は契約する会社によって料金体系が異なるので、複数社を比較して検討するようにしましょう。

通信費

別荘で快適にインターネットを利用するためには、Wi-Fiを契約することが一般的です。しかし、Wi-Fiを契約すると利用していなくても毎月通信費が発生します。

使っていない期間に料金が発生することに抵抗がある方は、ポケットWi-Fiを持っておくと良いでしょう。

火災保険料

万が一の災害や事故に備えるのであれば、火災保険に加入しましょう。特に、過去に水害や地震などで大きな被害を受けたことがある土地に別荘を購入する場合は、確実に加入することをおすすめします。

別荘に掛けられる火災保険は、普段生活している一般的な住宅よりも割高なことが多いです。

各種税金

別荘は一般的な住宅と同様に、以下の税金を納める必要があります。

  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • 住民税均等割

住民税には、「所得割」と「均等割」の2種類がありますが、別荘で住民登録していない場合は、一律負担の「均等割」のみを納めれば問題ありません。これらに加えて、一部のエリアでは「別荘税」や「家屋敷課税」など、追加で税金が発生する可能性もあります。

別荘の管理は必ず必要?

別荘は高額な維持費がかかってしまうため、管理・清掃費を節約したいと考える人もいるでしょう。別荘に足を運んだ際に、自身で手入れすれば問題無いと考えている人もいます。

しかし、別荘の管理を依頼せずに放置していた場合、劣化やトラブルの原因になります。

  • 不法投棄・不法侵入の被害を受ける
  • 庭の草木が育ち、景観を損ねる
  • ホコリが堆積し、火災の原因になる

上記のようなトラブルが発生する可能性があり、劣化が進んで資産価値が大きく損なわれるでしょう。「人が住まない家は急速に傷む」と言われているように、管理されていなければ様々な要因で別荘が劣化することが考えられます。

毎週通うことができるような状態であれば、わざわざ外部に管理を依頼しなくても問題無いでしょう。しかし、1回/月以下のペースになるようであれば、管理組合や民間の管理会社に管理・清掃を依頼することをおすすめします。

別荘購入に関する注意点

別荘を購入する際は、以下の3点について注意する必要があります。

  • 維持費を考慮して購入を検討する
  • 地域特有のリスクや懸念点を考慮する
  • 実際に足を運び周辺環境を確認する

維持費を考慮して購入を検討する

別荘は一般的な住宅と比べて高級な造りをした住宅なため、建築費が高額になります。そのため、購入費用にばかり目が行きがちですが、維持費を考慮しなければ保有し続けることが困難になり、最終的に手放すことになりかねません。

ローンを組む場合は、維持費を考慮して毎月の返済額を決めましょう。

地域特有のリスクや懸念点を考慮する

別荘地は日本の各地にありますが、それぞれの土地特有のリスクや懸念点があります。特に水害や潮害、雪害などの気候に関するリスクは十分に考慮すべきです。

別荘までのアクセスも重要で、森林の奥にある別荘地では強風によって周囲の木が倒れ道が塞がれてしまう可能性も考えられます。また、山間にある別荘地では、土砂災害によって別荘が直接被害を受ける可能性があります。

上記のような、その土地特有のリスクや懸念点を考慮して別荘地を検討しましょう。

目的に合わせて周辺環境を確認する

別荘を購入する目的に合わせて、実際に現地に足を運んで周辺環境を確認しておきましょう。スーパーマーケットや商業施設、温泉や景勝地など、生活に欠かせないものから娯楽まで、便利で豊かな別荘生活を叶えるためには周辺環境が重要です。

特に、道路状況や公共交通機関のアクセス、上下水道や通信環境などその土地のインフラ状況はインターネットで調べた情報だけでなく、実際に現地へ行って確認しましょう。

別荘の維持費を安く抑える方法3選

最後に、別荘の維持費を安く抑える方法を3つご紹介します。

貸別荘として運営する

自身が使っていない期間に、貸別荘としてホテルのように貸し出すことができます。人に使ってもらうことで、別荘の劣化が軽減されるだけでなく、宿泊代として収益を上げることで、維持費と相殺または利益を生み出すことができるというのが大きな魅力です。

近年は宿泊施設予約サービスの発展に伴い、個人でも比較的容易に貸し出すことができます。他人に使われることにあまり抵抗がない場合、別荘の劣化を抑えられるだけでなく収益を上げることができるこの手法を選択することをおすすめします。

定額サブスクリプションサービスに入会する

別荘を自分で持つのではなく、別荘のサブスクリプションサービスに入会するという手段もあります。会費を払うことでサービスを提供する会社が持つ別荘に宿泊することが可能です。

別荘の維持・管理に関しても自身で手配する必要がなく、全て任せることができるため煩雑な手続きも必要ありません。

デメリットとしては、人気のエリアや時期は予約が会員同士で被ってしまい、自由に使うことができない可能性があるという点です。しかし、別荘の購入費用が不要ですぐに別荘のある生活が手に入るということは大きな魅力です。

トレーラーハウスを別荘にする

近年、トレーラーハウスを別荘として購入する方が増加しております。トレーラーハウスは快適な居住性がありながら、建築物ではなく車両として分類されるため通常の別荘を購入するより初期費用・ランニングコストが圧倒的に安いという魅力があります。

その他にも、以下のように別荘として活用するのに魅力的な特徴を数多く持っているため、注目が高まっております。

  • 不動産に関わる税金が発生しない
  • 土地選択の幅が広く様々な土地に設置できる
  • 自由に移動できる
  • おしゃれで個性的な外観・内装にできる

維持費のなかでも大きな比重を占める固定資産税などの不動産に関わる税金が発生しないことや、普段は自宅の近くに置いておくことで維持費を節約することが可能です。別荘の新しい選択肢として、トレーラーハウスの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

別荘を購入して理想の暮らしを実現しよう

別荘は購入することはもちろんですが、維持するためにも多額の費用が必要になります。憧れの別荘生活を叶えるためには、購入費用だけでなく維持費もしっかり考慮したうえで購入を検討しましょう。

近年は別荘の在り方も多様化しており、貸別荘として運用する、サブスクサービスに入会して別荘を利用するなど、様々な形で別荘を持つことができます。

その中の選択肢として、トレーラーハウスを別荘として購入することも近年人気が高まっています。トレーラーハウスならではの様々な魅力があるので、ぜひ選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

HCT編集部 秋田森童

HCT編集部 秋田森童

愛知県名古屋市を拠点に、トレーラーハウスのデザイン・設計・製造・販売を手掛けるHCTの秋田です。トレーラーハウスの魅力や気になる疑問、活用方法などを日々発信しています!皆様のお役に立てるような有益な情報を発信していくので、ぜひこの記事を通じて、新しいライフスタイルの一つとしてトレーラーハウスに関心を持っていただければ幸いです。

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